動物の病気

動物の病気について
丁寧で寄り添う訪問診療を実現
動物たちは言葉で体調を伝えられないため、ちょっとした変化でも見逃さずに早めに対応することが健康維持のポイントです。犬・猫・うさぎなど、動物の種類や年齢によってかかりやすい病気や注意すべき症状は異なります。ここでは、よくある病気や日常の健康管理のポイント、シニア期に特に気をつけたいことなどをまとめ、飼い主様が大切な家族の健康を守るための参考にしていただけるよう解説しています。
よくあるお悩み・ご質問
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Q
最近、食欲があまりありません。どう対処すれば良いでしょうか?
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A
全く食べずに背骨が触れるほど痩せてきたり、3日ほどまったく食事をしていない場合は、病気の可能性があります。
お早めに当院へ受診してください。 -
Q
下痢をしているのですが、どう対処すれば良いでしょうか?
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A
下痢が一時的で、食欲や元気に変化がなければ、1日程度様子を見てもよい場合があります。しかし、子犬や子猫は体力が乏しいため、下痢に気づいた時点で早めの受診をおすすめします。原因は、寄生虫や細菌、ウイルスなどの感染、食事やストレス、さらに肝疾患や膵炎などさまざまです。下痢が2日以上続く場合は、お早めに当院へご来院ください。
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Q
食べているのに痩せてきました。どうすれば良いでしょうか?
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A
食事をとっていても体重が減る場合は、さまざまな病気の初期症状であることがあります。
一見元気に見えても見過ごしがちですので、気づいた時点で当院へご相談ください。 -
Q
最近、お散歩に行きたがりません。どうしてでしょうか?
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A
「年をとったから」「天気が悪いから」と考えがちですが、運動を嫌がるのは病気のサインであることもあります。
「いつもと違う」と感じたら、お早めに当院へご相談ください。 -
Q
おしっこの色や量がいつもと違う気がします。どうしてでしょうか?
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A
おしっこの色や量、回数は体調のバロメーターです。変化に早く気づくことが、病気の早期発見につながります。
「いつもと違う」と感じたら、お早目に当院へご相談ください。 -
Q
毛づやや皮膚の様子が変わった気がします。どうしてでしょうか?
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A
人間と同じように、犬や猫も栄養状態が毛づやに表れます。また、アレルギー性皮膚炎など皮膚の病気も多くあります。
毛や皮膚の状態に変化を感じたら、お早めに当院へご相談ください。
犬の病気

犬は猫やうさぎと比べると、皮膚病や歯のトラブルが起こりやすい傾向があります。特に皮膚病は、環境や天候の変化によるストレス、感染症、アレルギーなどが原因となることが多く、外見だけでは気づきにくく、触れただけでは判断が難しい場合もあります。
当院では、犬の食事量や排泄の状態、普段の仕草の変化などを飼い主様から丁寧にお伺いしたうえで、必要に応じてエコー・レントゲン・血液検査などを実施します。これにより、見た目や触診だけでは分かりにくい病気も適切に診断することが可能です。
また、病気の早期発見だけでなく、発症を未然に防ぐ予防医療にも力を入れ、犬の健康を守るサポートを行っています。
よくある病気の代表例
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胃腸障害(嘔吐・下痢)
犬の胃腸障害は、食べ過ぎや急な食事内容の変化、異物の誤飲、ストレス、細菌・ウイルス感染など、さまざまな原因で起こります。主な症状は嘔吐や下痢で、元気や食欲の低下を伴うこともあります。軽度であれば自然に回復する場合もありますが、症状が長引く、血便が出る、ぐったりしている場合は注意が必要です。脱水を防ぐためにも、早めに受診することが大切です。
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アレルギー性皮膚炎
犬に見られる慢性アレルギー性皮膚炎は、大きく「アトピー性皮膚炎」と「食物アレルギー」の2種類に分けられます。耳や目の周り、唇、わきの下、後ろ足の付け根などを頻繁にかゆがる場合は、アレルギー性皮膚炎の可能性があります。また、まぶたの炎症が強くなると結膜炎を引き起こすこともあるため、早めに適切な治療を行うことが重要です。
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慢性心臓病
犬の慢性心臓病は、心臓の働きが徐々に低下していく病気で、高齢の犬や小型犬に多くみられます。代表的な症状として、咳が出る、散歩を嫌がる、疲れやすい、呼吸が荒くなるなどが挙げられます。初期は目立った症状が出にくく、気づかないうちに進行することも少なくありません。早期発見と定期的な検査、適切な内科治療により、症状の進行を抑え、生活の質を保つことが大切です。
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ホルモン病
犬のホルモン病は、甲状腺や副腎、膵臓などの内分泌器官から分泌されるホルモンの量や働きに異常が起こることで発症します。代表的なものに甲状腺機能低下症やクッシング症候群、糖尿病などがあります。食欲や体重の変化、脱毛、元気がない、多飲多尿といった症状がみられることが多く、加齢とともに発症リスクが高まります。早期の診断と継続的な治療により、症状のコントロールが可能です。
日々の健康管理
- しつけ
- 犬に適切なしつけを行うことで、「散歩中に急に走り出す」「車にぶつかってケガをする」「拾い食いで病気になる」といったトラブルを防ぐことができます。さらに、ブラシを噛む癖がなくなることで、定期的な被毛のお手入れがしやすくなり、毛のもつれによって起こる皮膚トラブルの予防にもつながります。
- ワクチン
- 狂犬病ワクチンは、法律により年に1回の接種が義務付けられています。義務ではないその他のワクチンも、病気の予防のために毎年接種することが推奨されています。
犬や猫も年齢を重ねるにつれて免疫力が低下し、病気にかかりやすくなるため、定期的なワクチン接種は大切です。接種の際には、あわせて健康診断を受けることをおすすめします。 - 普段のお世話
- 日々のお世話を通じて、犬の健康状態をチェックしましょう。歩き方に異常はないか、排便の量や形に変化はないか、食事の様子がいつもと違わないかなどを観察することで、病気の早期発見や予防につながります。
Check

お気軽に当院へ
ご来院ください
犬の健康を守るためには、日々の観察と早期対応が大切です。気になる症状や普段と違う様子が見られたら、自己判断せずにご相談ください。当院では、犬種や年齢に応じた診察・検査・予防医療を通じて、愛犬の健康をトータルでサポートいたします。少しでも気になることがあれば、ぜひ当院へご来院ください。
初診の方へ猫の病気

猫がかかりやすい病気には、皮膚や歯のトラブルがあります。どの病気も早期発見・早期治療が大切です。「元気がない」「いつもと違う」と感じたら、些細なことでも早めにご相談ください。
当院では、猫の食事量や排泄の状態、仕草の変化などを飼い主様から詳しくお伺いし、必要に応じてエコー・レントゲン・血液検査などを行います。これにより、外見や触診だけでは判断が難しい病気も正確に診断できます。
さらに、病気の早期発見だけでなく、未然に防ぐための予防医療にも力を入れ、猫の健康を守るサポートを行っています。
よくある病気の代表例
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下部尿路疾患
猫の下部尿路疾患は、膀胱や尿道に異常が起こる病気の総称で、特に室内飼いの猫やオス猫に多くみられます。頻繁にトイレに行く、排尿時に痛がる、血尿が出る、尿量が少ないといった症状が代表的です。重症化すると尿が出なくなり、命に関わることもあります。水分摂取量を増やす工夫や食事管理、早期の受診により、再発予防と症状の改善が重要です。
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感染症
(猫風邪、クラミジア、猫コロナなど)猫の感染症は、ウイルスや細菌によって引き起こされ、猫風邪(ヘルペスウイルス・カリシウイルス)やクラミジア、猫コロナウイルスなどが代表的です。くしゃみや鼻水、目やになどの呼吸器症状、発熱、食欲不振がみられ、子猫や免疫力の低い猫では重症化することがあります。多頭飼育環境では感染が広がりやすいため、ワクチン接種や衛生管理、早期治療が大切です。
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慢性腎臓病
猫の慢性腎臓病は、高齢の猫に多くみられる代表的な病気で、腎臓の機能が徐々に低下していきます。初期は目立った症状が少ないものの、進行すると多飲多尿、食欲不振、体重減少、嘔吐などが現れます。一度低下した腎機能は元に戻らないため、早期発見と継続的な管理が重要です。定期的な健康診断や食事療法、適切な治療によって、進行を緩やかにし生活の質を保つことが可能です。
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糖尿病
猫の糖尿病は、インスリンの分泌不足や作用低下により血糖値が高い状態が続く病気で、中高齢の猫や肥満傾向の猫に多くみられます。多飲多尿、食欲があるのに体重が減る、元気がなくなるといった症状が代表的です。進行すると神経障害や重い合併症を引き起こすこともあります。早期診断とインスリン治療、食事管理を継続することで、安定した日常生活を送ることが可能です。
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甲状腺機能亢進症
猫の甲状腺機能亢進症は、中高齢以降の猫に多くみられるホルモンの病気で、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで起こります。食欲が増えているのに体重が減る、落ち着きがなくなる、嘔吐や下痢、毛づやの低下などが主な症状です。心臓や腎臓に負担がかかることもあるため、早期発見が重要です。血液検査による診断と、内服治療や食事療法などで症状の管理が可能です。
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心筋症(肥大型、拘束型)
猫の心筋症は、心臓の筋肉に異常が生じ、血液を送り出す働きが低下する病気です。特に肥大型心筋症と拘束型心筋症が多くみられます。初期は症状がほとんど出ないこともありますが、進行すると呼吸が苦しそうになる、元気や食欲がなくなる、突然後ろ足が動かなくなるなどの症状が現れることがあります。重症化すると命に関わるため、定期的な検査と早期治療により進行を抑えることが大切です。
日々の健康管理
- 歯磨き
- 猫の口内は酸性であるため、むし歯にはなりにくいものの、歯周病や口内炎が起こりやすい傾向があります。歯周病は口腔内の問題にとどまらず、心疾患など全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。毎日の歯磨きを習慣にすることで、こうした歯の病気を予防することが可能です。
- 食生活
- 成長期の猫は、必要な栄養素を十分に摂るために多くのカロリーが必要です。そのため、成長した猫には肥満や下部尿路疾患を防ぐ食事、高齢の猫には腎臓の機能低下に配慮した食事を選ぶことで、病気の予防につなげることができます。
- 普段のお世話
- 猫は体調に異変があっても、それを隠そうとする習性があります。重い病気を未然に防ぐためには、普段と違う仕草や排泄の量・形、食事の様子などを日常的に観察し、変化に気づくことが大切です。
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ご来院ください
猫の健康を守るためには、日々の観察と早期対応が大切です。気になる症状や普段と違う様子が見られたら、自己判断せずにご相談ください。当院では、猫の種類や年齢に応じた診察・検査・予防医療を通じて、愛猫の健康をトータルでサポートいたします。少しでも気になることがあれば、ぜひ当院へご来院ください。
初診の方へうさぎの病気

「食欲がない」「足をひきずって歩く」「軟らかいうんちをしている」「顔や体が傾いている」「毛が薄くなっている部分がある」「鼻水が出ている」など、普段と違う様子が見られた場合は、早めにご来院ください。
うさぎは体調の変化が表情や行動にあらわれにくく、病気に気づきにくいことがあります。そのため、発見が遅れると手遅れになるケースも少なくありません。うさぎの健康を守るため、些細な変化でもお気軽に当院へご相談ください。
よくある病気の代表例
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消化管うっ滞
何らかの原因で胃腸が動かず、食事がとれなくなる状態を指します。機能性イレウスや毛球症、異物の摂取などが原因で、消化管が閉塞すると急性胃拡張に移行し命に関わることもあります。診断には触診やレントゲン、超音波、血液検査を行い、原因に応じた治療を実施します。回復には数日から数週間かかることが多く、ご自宅での投薬や食事管理など飼い主様の協力が不可欠です。食欲不振は命に直結するため、自己判断せず速やかに受診してください。
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不正咬合
うさぎの歯は「常生歯」と呼ばれ、月に約1cmずつ生涯にわたって伸び続けます。しかし、食事の仕方や噛む癖によって正常な噛み合わせが崩れると、不正咬合が起こります。
食べにくそうにする、食事をとらない、よだれを垂らすといった症状が見られた場合は、臼歯過長症や切歯過長症が疑われます。口の中を確認する際は、唇を軽く持ち上げて観察してください。
不正咬合の治療は、伸びすぎた切歯や臼歯をカットする方法が基本で、場合によっては抜歯が必要になることもあります。 -
前庭障害
うさぎの前庭障害は、平衡感覚をつかさどる内耳や脳の異常によって起こる病気です。首が傾く、ぐるぐる回るように歩く、まっすぐ立てないなどの症状がみられます。原因としては、細菌感染や寄生虫、外傷などが考えられます。突然発症することが多く、強い不安や食欲低下を伴う場合もあります。早期に適切な治療とケアを行うことで、症状の改善や生活の質の維持が期待できます。
日々の健康管理
- うんちやおしっこの状態
- うさぎの排泄物は健康の指標となります。普段のうんちやおしっこの量や色を確認して覚えておくことで、「うんちが小さい」「量が減った」「おしっこの色が変わった」といった変化に早く気づくことができます。
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ご来院ください
うさぎの健康を守るためには、日々の観察と早期対応が大切です。気になる症状や普段と違う様子が見られたら、自己判断せずにご相談ください。当院では、うさぎの種類や年齢に応じた診察・検査・予防医療を通じて、うさぎの健康をトータルでサポートいたします。少しでも気になることがあれば、ぜひ当院へご来院ください。
初診の方へシニアのペットについて

シニア期に入ったペットは、若い頃とは異なる体の変化や健康リスクが増えてきます。関節や筋肉の衰え、歯や口腔のトラブル、腎臓や肝臓など内臓機能の低下、認知機能の変化など、多方面で注意が必要です。
そのため、年齢に応じた体調管理や食事の工夫、定期的な健康チェックが健康で快適な生活を維持するうえで欠かせません。わずかな変化や異変も見逃さず、早めに相談することで、病気の予防や早期発見、生活の質の向上につなげることができます。
シニア期のペットとより長く健やかに暮らすために、日々の観察と獣医師との連携が大切です。
老化のサイン
- 段差を避けたり、階段の昇り降りを嫌がったりする
- 歩行中に家具や壁などの物にぶつかるようになった
- 寝ている時間が長くなり、活動量が明らかに落ちた
- 口臭が強くなったと感じる
- 食欲が急激に増えた、あるいは逆に落ちてきた
シニアペットの生活サポート
生活スタイルについて

シニア期に入ると、日常の過ごし方やお散歩のペース、病気との向き合い方など、若い頃とはさまざまな変化が現れます。特に高齢期には、認知症や介護の必要性が出てくることもあります。当院では、飼い主様とペットが安心して快適に暮らせるよう、生活全般や健康管理についてのご相談を幅広く承っています。
食事管理について

食事はペットの健康管理の基本です。高齢になると、「ご飯をあまり食べない」「食べる量が減った」といったご相談をよくいただきます。また、持病がある場合には、療法食などによる食事管理が必要になることもあります。毎日のことだからこそ、食事に関するお悩みや工夫についても、気軽にご相談ください。
認知症について

近年、犬の認知症が増加傾向にあります。認知症が進行すると、犬自身の心身への負担が大きくなり、生活の質が低下します。また、飼い主様への負担も増え、犬との暮らしが辛く感じられる場合もあります。現在の獣医療では、薬やサプリメントを用いて認知症の進行を遅らせたり、症状を和らげることが可能です。
関節・リハビリについて

シニア期になると、人と同様に犬も骨や関節の炎症、筋力低下、靭帯の弱化などが起こり、足をかばいながら歩く「跛行」が見られることがあります。その結果、散歩や運動を嫌がるようになることもあります。こうした症状には、鎮痛剤やサプリメントなどによる治療についてご相談いただけます。
口腔ケアについて

加齢に伴い、犬や猫の歯には歯石が付着しやすくなります。さらに免疫力の低下も重なることで、歯周病など口腔内のトラブルが増えてきます。歯周病は口の中だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。口臭が気になるなどの症状がある場合は、当院で口腔ケアについてのご相談を承っています。
シニアペットの病気や治療
シニアの動物に優しい診療

高齢になるにつれさまざまな病気を発症するリスクが高まります。心臓や内臓疾患など慢性化する前に早期治療が重要な病気も多くあります。病気の早期発見のためには定期的に健康診断を行うこと重要です。早期発見、早期治療を目指しましょう。
病気の早期発見のための定期検診

高齢になると、さまざまな病気の発症リスクが高まります。特に心臓や内臓の疾患などは、慢性化する前の早期治療が非常に重要です。病気を早く見つけるためには、定期的な健康診断が欠かせません。早期発見・早期治療を心がけ、動物たちの健康を守りましょう。
負担の少ない検査

高齢になると、些細なことでも動物にとって大きなストレスとなることがあります。当院では、検査においても動物への負担を最小限に抑えるため、負担の少ない機器や方法を用いて診療を行っています。
シニア期の健康診断
当院では、シニア期は半年に一度の血液検査をおすすめしています。
Check

お気軽に当院へ
ご来院ください
シニア期を迎えたペットは、些細な変化が体調のサインであることがあります。食欲や運動量、行動の変化など気になることがあれば、早めの相談が安心です。当院では、老化に伴う健康管理や食事、認知症への対応まで幅広くサポートいたします。愛するペットが快適に過ごせるよう、ぜひ当院へご来院ください。
初診の方へ