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【症例紹介】【猫】【はく】FIPの治療1

当時の情報だと、GS-441524の注射を84日毎日行うというものでした。

Efficacy and safety of the nucleoside analog GS-441524 for treatment of cats with naturally occurring feline infectious peritonitis – PubMed

 

最初の1週目は治療にあまり反応無く、食欲低下はつづき、

飼い主さんは「治療を諦めたいと口にするように」なりました。

 

2週目から明らかに腹水が減り始め、食欲も出てきたのですが、

この頃は頻繁に嘔吐を繰り返してました。

4週目に何故か頭部にアブセスができ、食欲がまた低下してしまいました。

ここで飼い主さんは安楽死を希望してしまいます。

今回また回復してもきっとこの子はまたすぐ具合悪くなってしまう。とのことでした。

 

獣医師の目線からすると、これまで不治の病だったFIPが

ここまで良くなっているのは希望しかありません。

私の説得力不足だったのかもしれませんが、

結局これ以上飼い主さんに

「治療を継続してもらうことは出来ませんでした。」(つづく)